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大人になるとは、自分で考えて自分で決めるということ。

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養老孟司先生が中学生に夏目漱石の坊ちゃんの授業をするというEテレ番組のムック本がすこぶるよかったのでシェアさせてください。

 

養老先生も、漱石も、坊ちゃんもすきなのでたまならい。

 

 

坊ちゃんを通して、大人になる、成熟するってどういうことか、ものすごくわかりやすく説明されていますから、パパさんママさんには特におすすめです!!

内容をかいつまんで・・

※薄くてすぐ読める本なのに何度もよみかえしたい豊かな内容なのでぜひ本を読んでください!!

 

以下かいつまんで内容の一部を・・・

 

 

他人の言う通りに勉強してもダメだ、自分で考えるしかないと留学後の漱石は公演で語っているそう、

自分で考えるしかないと腹をくくったことを自己本位と言っている、自分勝手という意味でなく自分で考えると言う意味、考える人の自立、これを大人になると養老孟司さんは考えているようです。

物事に対して自分で問いを立てなければ前に進めない。問題そのものを自分で見つけるところから始まる。自分で考えて決めなければならない

養老孟司さんは、言わずと知れた解剖学者、
彼は自分で決めることが苦手だから医者になってはいけないと思ったそうです。医師になれば患者が向こうから来て問題はこれだと訴えてくる。死体はしゃべらないから自分で問題を考えなければならない。問題が向こうから来る楽さになれて自分が怠け者になるのを危惧されて、自分で考える能力を磨きたかったから、どうやったら自分で考える能力を学べるか考えて臨床医でなく解剖学者になったそうです

世間がなんと言おうと、自分で考え、選んだ道をゆく。それこそがある種の成熟だと言えます。

自立するためには人というものはどういうものか見る力が必要です。
人を見ることはとても難しい。自分の立場がわかっていないと見えません。
人を見るのは忖度することとは違います、
人ってどういうものなのか、何が変わらなくて何が変わるのか。これは一生考えなければいけない。終わらないテーマです。

日本人が大人になるのは結構難しいこと。
忖度の社会で自分で考えて生きるのは難しい。
坊ちゃんはまさにその忖度の社会で自分で生きようとして悪戦苦闘している姿。

養老先生は言いたいことを言って本に書くだけ。めんどくせぇことは考えないようにしてます。でないと漱石みたいに胃潰瘍になるからとおっしゃっています。

恋愛したり、病気になったり、死んだりすることは向こうからやって来るもので仕方なく起こるのでコントロールできない、まずは直面するしかない。
そういうものに出会った時、どう感じどう考えるかは君たち自身にもわからない。人間とはそういうものです。
自分も含めて、知ることで私たちの本質は大きく変わっていきます。

社会の価値観に追い詰められてはいけない。ひとは集団になると暴走する。その真っ只中にいると、自分は何をしているのかわからなくなる。世間がどうか、社会がどう思うか、そればかりを気にして一喜一憂することは危険です。
 

今はそういうことが横に置かれがち。
自分が何を学びたいかもわからない、それどころか大学に合格したら何もしたくないという学生が入試て高得点をとって入学して来て、入学後何をしていいかわからなくなって五月病になる。

厄介なことに東大は東大だから入りたいという人がやって来ます。今の教育は一人一人の学ぼうという気持ちを潰してるんじゃないかと思います。

 

自分に足りないところ、欠けているところが分かっている人は何も教えなくても自ら学べる
本人の学ぶモチベーションがすべて。

 

以上・・・・

 

 

本当に、、、

自分を知って、自分で決めるって難しい・・・・

 

セッションでも答えを提示することは絶対ないのですが

混乱がひどいほど「正解を提示してほしい」と人は思うものだし、「正解ですよ」といわれたものに考えもなく飛びついちゃう人も多いんだなあと思います。

 

と、偉そうに言ってる私も、いま答えがだしづらいテーマでいろいろかんがえてしまって、外部のだれかに正解はこれって言ってほしい気持ちになっています笑

 

あ~バニラスカイに自分がいけたらいいのになあ・・・

本当に答えがでないや・・・

 

 

 

 

掲載元:大人になるとは、自分で考えて自分で決めるということ。
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